鎌田大地『無理だと思っていた』チームで100試合
クリスタル・パレス公式サイトが10月31日、鎌田大地のクラブ通算100試合出場を機にインタビュー記事を掲載した。本人が振り返ったのは加入直後の苦しい数カ月、そしてさらに遡って19歳の頃に抱いていた「このチームでは無理だ」という思い込みだった。
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クラブ公式が伝えた「100試合」と「タイトル3つ」
出典: “Kamada aiming for more success after major milestone”(クリスタル・パレス公式)
“I’ve had difficult moments. But I have made such good memories here and I am so proud to play for Palace. …now we have won three trophies together and I have more confidence as a player.”
(つらい瞬間もあった。でもここでは本当にいい思い出ができたし、パレスでプレーできることを誇りに思う。……今では3つのタイトルを一緒に勝ち取り、選手としての自信も増した。)
公式は、2024年の加入から現在までに鎌田がクラブ通算100試合出場に達したことを明らかにしている。加入直後については、本人がこう振り返った。
“When I first joined, the first five or six months were tough for me. As a team we struggled, and personally I didn’t play a lot.”
(加入した最初の5、6カ月はつらかった。チームとして苦しんでいたし、個人的にもあまり試合に出られなかった。)
19歳の自分が立てた「無理」という予想を、10年越しに覆した
鎌田は、加入前のさらに古い記憶にもさかのぼって語っている。
“I remember watching Palace when I was 19-years-old and I saw how physical the team was. I remember thinking ‘I’m not a very physical player so I can’t play for this kind of team!’ But ten years later here I am, and it just shows anything is possible.”
(19歳の頃にパレスの試合を見て、フィジカルの強さに驚いた。『自分はそんなにフィジカルが強い選手じゃないから、このタイプのチームでは無理だ』と思っていたのを覚えている。でも10年後の今、自分はここにいる。何でも可能だということを示している。)
「無理だ」と判定を下したのは、ほかでもない19歳の鎌田自身である。その予想を覆したのが、現在の100試合出場とタイトル3つという実績だった。しかも鎌田の語りでは、途中経過も平坦ではない。加入から5、6カ月は出場機会が少なく、チームも苦しんでいた。そこから100試合・タイトル3つまで積み上げてきた期間があったからこそ、「無理だ」という10年前の思い込みが、結果として外れた予想として語り直せる。
このインタビューは、今週半ばのカラバオ杯4回戦でフルアムを下して準々決勝進出を決めた直後に出ている。鎌田はこの勝利がチームに与えた自信にも触れ、「フルアムで勝ったことで自信を得た。土曜日(トッテナム戦)でも勝てればさらに自信がつく」と話した。19歳の頃の弱気と、100試合を経た今の自信とを、本人の言葉自体が時間を越えて並べて見せている。どちらも誇張ではなく、同じ鎌田大地が別の時点で口にした言葉という点に、このインタビューの価値がある。
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